粒径分布測定(光学顕微鏡による画像解析式)

粒子を光学顕微鏡で観察して、自動画像解析によって粒径分布(粒度分布)を評価します。精密ステージを備えており、多視野を画像合成(モンタージュ)するため、一度に多数の粒子を観察できます。付属の真空分散器を使えば、粒子の凝集状態をほぐして観察基板上に展開できます。乾式フロータイプの粒度計測だけでは不安をお持ちのお客様はご検討下さい。

【試験対象】
 1マイクロメートル以上、0.3ミリメートル以下の微粒子が主な対象ですが、数ミリ程度の針状粒子も観察可能です。

主として乾燥した粉末が対象ですが、平坦な基材に捕集された粒子、透明材料に埋め込まれた粒子(例 メタリック塗装)、液中分散した粒子なども対応可能です。5種類の対物レンズで様々なサイズの粒子に対応し、明視野だけでなく暗視野観察もできます。別料金になりますが、検出した粒子一つ一つに対して、顕微ラマン分光分析を行うことが可能ですのでご相談下さい。

料金について

料金表番号試験名単位料金
E4181粒径分布測定(光学顕微鏡による画像解析式)1試料、合成画像1視野につき4,730円
E4182粒径分布測定(光学顕微鏡による画像解析式) 1視野追加合成画像1視野追加につき1,650円

※E4181:料金表番号E4181の試験において、観察粒子数が不足している場合に、同じ観察条件の合成画像を追加するためのオプションです。

担当部署

機械・材料技術部 ナノ材料グループ

分類

海老名本部 試験計測 | 材料や異物等の材質、成分、元素、物性の分析  | 粉体・表面性能
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