吸音率測定システム
吸音率測定システムは、吸音材や遮音材などの音響材料の垂直入射吸音率や透過損失を測定する装置です。
内径φ40mmの標準音響管を用いて、単一の測定サンプルで主要周波数帯域(約100 – 5,000Hz)における垂直入射吸音率、特性インピーダンス、伝搬定数、垂直入射透過損失の測定が可能です。これにより、異なる内径の音響管で測定した場合に発生する測定データの不整合を回避することができます。
また、内径φ15mmの高周波対応音響管を用いて、約10,000Hzまでの測定も可能です。この音響管は、サンプルホルダが透明で測定サンプルの取付け状態を目視で確認できるので、不適切なサンプル取付けによる測定ミスを防ぎます。
さらに、緩支持ホルダを用いることにより、測定サンプルの弾性に起因する板振動が吸音率測定結果に及ぼす影響を大幅に低減することができます。
内径φ40mmの標準音響管を用いて、単一の測定サンプルで主要周波数帯域(約100 – 5,000Hz)における垂直入射吸音率、特性インピーダンス、伝搬定数、垂直入射透過損失の測定が可能です。これにより、異なる内径の音響管で測定した場合に発生する測定データの不整合を回避することができます。
また、内径φ15mmの高周波対応音響管を用いて、約10,000Hzまでの測定も可能です。この音響管は、サンプルホルダが透明で測定サンプルの取付け状態を目視で確認できるので、不適切なサンプル取付けによる測定ミスを防ぎます。
さらに、緩支持ホルダを用いることにより、測定サンプルの弾性に起因する板振動が吸音率測定結果に及ぼす影響を大幅に低減することができます。
メーカー名
日本音響エンジニアリング株式会社型番
WinZacMTX仕様
■垂直入射吸音率〇標準管
内径:φ40
測定可能最大寸法:140mm
測定可能周波数:約100~5,000Hz
※緩支持ホルダ使用時は、内径φ42、測定可能最大寸法50mm
〇高周波対応管
内径:φ15
測定可能最大寸法:100mm
測定可能周波数:約500~10,000Hz
※緩支持ホルダ使用時は、内径φ17、測定可能最大寸法50mm
■垂直入射透過損失
〇標準管
内径:φ42
測定可能最大寸法:50mm
測定可能周波数:約100~5,000Hz
〇高周波対応管
内径:φ17
測定可能最大寸法:50mm
測定可能周波数:約500~10,000Hz
ご利用方法
試験計測(依頼試験)、機器使用、技術開発受託(受託研究)で利用できます料金について
■ 試験計測(依頼試験)料金
料金についてはお問い合わせください。
音響インピーダンス及び伝搬定数測定
料金NO. | 項目 | 単位 | 料金 | 担当部名 |
---|---|---|---|---|
E4988 | 音響インピーダンス及び伝搬定数測定 | 1測定につき | 7,260円 | 機械・材料技術部 |
垂直入射吸音率測定
料金NO. | 項目 | 単位 | 料金 | 担当部名 |
---|---|---|---|---|
E4989 | 垂直入射吸音率測定 | 1測定につき | 4,840円 | 機械・材料技術部 |
■ 機器使用料金 (特に表記のない場合は、1時間当たりの料金となります。)
料金NO. | 設備機器名 | メーカー・型式 | 使用料 | 担当部名 |
---|---|---|---|---|
E8263 | 垂直入射吸音率測定システム | 日本音響エンジニアリング WinZacMTX | 1,430円 | 機械・材料技術部 |
規格
準拠規格 ISO 10534-2, JIS A 1405-2, ASTM E 2611導入年度
令和4年度- この装置に関連するお問い合わせ
- 担当:機械・材料技術部 機械計測グループ