抗菌ステンレスの抗菌性能評価

製品化への課題

抗菌性能評価を行う上で、コーティングをするための金属の選定時に、無加工品での生菌数の低下が認められてしまいました。無加工品での菌数の低下が起こることで、抗菌性能評価試験が成立しないことが課題となっていました。この課題をクリアすることで、適切な性能評価試験を行う必要がありました。

KISTECの支援内容

無加工品における菌数の低下を抑制するための方法について、議論を行いながら、選定を進めました。その結果、ある前処理を行うことで、菌数の低下を抑制する無加工品を選定することが出来ました。その無加工品に対し、抗菌加工を施して抗菌性能評価を行うことが出来ました。更に、その結果をもとに抗菌製品技術協議会(SIAA)のSIAA(抗菌)認証取得につながりました。