発火温度測定(HP-TG法)
主に有機物の発火温度測定を行います。高圧示差熱・熱重量測定装置による酸素加圧下での測定により、試料周囲に十分な酸素を供給し、試料の酸化反応を促進することで、少ない試料量と短時間の測定による最低発火温度を求める測定です。発火時には試料の急激な温度上昇と同時に、急激なTG 曲線の減少とDTA 曲線の上昇が観測されます。このような発火危険性の測定は、プラスチックや潤滑油、ワックス、塗料、金属粉などの発火危険性、事故原因の推定に用いられています。試料量10mg程度の測定試料をφ5mm×5mmの円筒形アルミニウムセルに静置し、1MPaの酸素下で20K/minで昇温して測定します。
昇温速度20℃/min,室温~500℃
【試験対象】
高分子,有機材料
【関連キーワード】
高圧示差熱天秤(HP-TG/DTA)による発火温度測定、熱分析
昇温速度20℃/min,室温~500℃
【試験対象】
高分子,有機材料
【関連キーワード】
高圧示差熱天秤(HP-TG/DTA)による発火温度測定、熱分析
料金について
料金表番号 | 試験名 | 単位 | 料金 |
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E2442 | 発火温度測定(HP-TG法) | 1測定につき | 22,330円 |
E2490 | 試料調製(1)(切断,試験片作製等簡易な前処理) | E2411からE2472に適用 | 3,300円 |
E2491 | 試料調製(2)(粉末化等困難な前処理) | E2411からE2472に適用 | 4,950円 |
E2492 | 試料調製(3)(溶解,ろ過等複雑な前処理) | E2411からE2472に適用 | 7,370円 |
使用する機器について
この試験に使用する機器は以下の通りです。
担当部署
化学技術部 環境安全グループ分類
海老名本部 試験計測 | 材料や異物等の材質、成分、元素、物性の分析 | 熱物性- この試験に関連するお問い合わせ
- 担当:化学技術部 環境安全グループ